Webサーバ構築_01

web

今回はVPS上でCentOS7をセットアップしたことを前提にWebサーバを構築していきます。

まずは、サイトの軽量化のため、不要なデーモンを止めていきます。

その前にまずは、基本のOSのアップデートを実施します。

OSのアップデート

yum -y  update 

みなさんご存知だとはおもいますが、Webサーバが構築された後の環境では絶対打ってはいけません。
なぜならすべてのパッケージがアップデートされるため稼働中のサービス(デーモン)のどれかとバッティングする可能性が高いからです。
たまに聞くのは、このコマンドを新人が打ってサーバをバグらせたとかで現場で慌てて対応など…

もしも打つ場合はパッケージの情報収集をして、ほかのサービスとの依存関係を調べてから必要なパッケージのみUpdateするのがおすすめです。

 #yum update パッケージ名 -y

Webサーバを運用する上で不要なデーモンを停止する

不要なサービスは全部止めます。なぜなら今回契約したVPSが1core 512Mしかスペックがないのでメモリを確保するためです。とりあえず現在のメモリを確認します。

free -h

稼働中のデーモンを確認

systemctl list-units --type=service

停止するデーモン

俗にいうSMTPサーバです。今回は使わないので停止

#systemctl disable postfix.service

SELinuxの詳細ログを収集、今回はいらないので停止

#systemctl disable auditd.service

自動バグ報告ツール (ABRT)。 今回はいらないので停止

 #systemctl disable abrt-ccpp.service
 #systemctl disable abrt-oops.service
 #systemctl disable abrt-xorg.service
 #systemctl disable abrt-vmcore.service
 #systemctl disable abrtd.service

外部ストレージアレイ管理プラグイン 。 今回はいらないので停止

#systemctl disable libstoragemgmt.service

ハードディクスの S.M.A.R.T. による自己診断機能情報を取得するサービス いらないので停止

#systemctl disable smartd.service

Device-mapper RAID や dmraid はディスクをひとつの RAID セット  いらないので停止

#systemctl disable dmraid-activation.service

ソフトウェアRAIDをモニターするデーモン  今回はいらないので停止

#systemctl disable mdmonitor.service
  • システムに異常が起こって強制的に停止や再起動が行われるとき、メインメモリ上の内容をハードディスク上に記録するためのデーモン。今回は商用ではないので停止
#systemctl disable kdump

最後にOSの再起動をおこないます。

#shutdown -r now

以上で終わりです。

次回はApacheのパフォーマンスチューニングを記載予定です。

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